デリバリーフォーマット

SPOT6/7 © Airbus DS

DIMAPフォーマット

DIMAPはDigital Image Mapを略したもので、2002年、SPOT5号打上げに合わせて導入したSPOTの新しいデータフォーマットです。DIMAPはフランス国立宇宙研究センター(CNES)とAirbus DS社の共同開発により完成しました。

DIMAP は地理データを記述するパブリックドメインのデータフォーマットです。主としてラスター画像向けに 設計されていますが、ベクターデータもサポートしています。SPOTプロダクトにおいては画像データとメタデータの2部構成になっています。

画像データ

デフォルトは GeoTIFF です。

  • Tagged Image File Format (TIFF)は今日世界中で最もよく使われているフォーマットです。
    市販ソフトウェアすべてがサポートしています。
  • Geographic extensions (Geo)部分はすべての GISソフトウェアがサポートしています。
    Geo 部分は画像ファイルから抽出した地理参照情報(ピクセルサイズや画像左上隅の座標値)をTIFFファイルに追加したもので地図投影法や対応する測地系の記述が入っている場合もあります。

メタデータ

  • これはXMLフォーマットで記述されています。XMLはHTMLに似た言語ですがその構造はHTML以上に便利にできており、ユーザーが自分だけのキーワードとそれに対応する値を設定することができます。このほかXMLの利点は標準のインターネット・ブラウザー上で読むことができること、XSLスタイルシートをサポートしていることなどです。XSLスタイルシートはXMLファイルに含まれる情報の変換やフォーマット化に使用します。

DIMAP V2

DIMAP V2フォーマットはSPOT1号~5号画像製品で利用されていたDIMAPフォーマットの改良版です。

  • GeoTIFF または JPEG 2000 イメージフォーマットを内蔵
  • 簡単なオルソ補正と幾何学的処理のためのRPC
  • (Rational Polynomial Coefficients- 有理多項式係数)を提供
  • 主なメタデータを迅速且つ簡単にGoogle Earth で表示できる、使い勝手の良いKMZ/KMLファイルを含む
  • 製品の第一の情報 (センサー、日付、処理レベル、スペクトルバンドの組み合わせ)が一目でわかるよう改良されたファイル
  • 品質マスク、被雲マスクを含む

DIMAP V2は以下を含みます

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プロダクトフォーマット: NITF

NITF (National Imagery Transmission Format) は、NITF Standard Technical Board により 仕様が定義されたデータ形式です。画像とそれに付随するメタデータ情報や注記の情報などを一つのファイルに 格納し、異なるシステム間で交換するためのデータとして使用されます。

イメージフォーマット:JPEG2000またはGeoTIFF

JPEG 2000 または GeoTIFFのどちらかのフォーマットをお選びいただけます。

JPEG 2000 GeoTIFF
ダイナミックレンジ 12 bits ダイナミックレンジ 12 bits
(ストレージ 16 bits)
プライマリー
  • 最適化: 2.5 GB
  • レギュラー: 5.96 GB (max)
  • 13.5 GB
オルソ
(20° アングル)
  • 最適化: 2.9 GB
  • レギュラー: 6.76 GB (max)
  • 15.5 GB
ダイナミックレンジ 8 bits ダイナミックレンジ 8 bits
プライマリー
  • 最適化: 2.5 GB
  • レギュラー: 5.96 GB (max)
  • 6.7 GB
オルソ
(20° アングル)
  • 最適化: 2.9 GB
  • レギュラー: 6.76 GB (max)
  • 7.7 GB

JPEG2000の利点

JPEG 2000 は優れた情報コンテンツのプレゼンテーションと高い圧縮率を兼ね備えています。

2つのレベルの JPEG 2000 圧縮 (GeoTIFF は圧縮できません):

  • 最適化 (3.5 bits / px) 短時間でのダウンロードと簡単なデータシェアに適しています。
  • レギュラー (8 bits /px) 高精度の後処理を行うユーザ向け
  • 同等のプロダクトのファイルサイズがGeoTIFFの1/5まで縮小
  • データ管理や後処理の対応がもっと容易に

迅速且つスムーズなディスプレイ:

  • ほとんどのソフトウェアや GIS エディターで読み込みできます。
    プロダクトはJ2WファイルまたはGMLヘッダーでジオリファレンスできます。
  • ISO, OGC, INSPIREルール に準拠